MENU
fukutax
相続専門の税理士
これまで200件程の相続税申告を行ってきました。その経験を活かして、自分で相続税申告をしようと考えている相続人であるあなたのお手伝いが出来たらと考えています。

相続税申告に関するサービスも提供しています。相続税に関するご不明な点があれば、お問合せ頂けると嬉しいです。

【税理士厳選】相続税申告を自分でやる場合のおすすめ相続税ソフトは?

みなさん、こんにちは。相続専門の税理士fukutaxです。

この記事では、相続税申告200件の経験を持つ税理士fukutaxがおすすめする相続税の計算ソフトを紹介します。

なるべく費用をかけずに自分で相続税申告をしたいと考えている相続人の方向けに厳選した相続税の計算ソフトになります。

<結論>

相続税申告のソフトなら、まずは無料の「AI相続」を使ってみよう!

今スグAI相続を使ってみたい人は、こちら

当ブログでは、AI相続を使いつつ足りない機能(土地評価、遺産分割協議書作成)やサービスは、必要に応じてその他のソフトなどで補うという方法をおすすめします。

今回ご紹介する3つの相続税計算ソフトについては、しつこい営業的な勧誘は一切無いですので、安心してお使いできます。

2次相続(配偶者)の相続税の心配がなく、小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減の特例を使って、相続税0円となる場合なら、AI相続だけでOKです!

スクロールできます

AI相続

2in1相続管理システム
【パーソナル版】

TASKI
相続税申告システム
申告書作成可能可能可能
財産評価非対応可能非対応
遺産分割協議書非対応可能非対応
税理士チェック非対応非対応あり
※形式チェック
税理士相談非対応提携税理士紹介無料
デザイン
使いやすさ
良い使いづらい良い
価格無料5390円77,000円
公式URLAI相続2in1相続管理システムTASKI相続税申告システム
各相続税計算ソフトの比較

相続税額が発生する人は、2in1相続もオススメ!

相続税申告を自分でする場合のメリット・デメリット

税理士に申告を依頼するか、自分で申告をするかについて、迷われている方も多いと思います。

ここでは、相続税申告を自分でする場合のメリット・デメリットを簡単に見ていきます。

自分で相続税申告する場合のメリット

  • 税理士費用を払わなくていい
  • 相続税の知識が身につく
  • 相続税申告を自分事として捉えることができる

税理士費用は、一般的には相続財産の0.5~1%かかるといわれています。

財産額が1億円程であれば、50万円~100万円かかります。

自分で相続税を申告する場合には、税理士費用を払わなくて済みます。

税理士に依頼する場合であっても、財産規模1億円以下の相続であれば、税理士報酬30~50万円ぐらいに抑えたいところです。

また、今後自分にも発生する相続について、事前に勉強することができます。

自分の相続について生前対策が必要かどうか判断できる知識が身に付きます。

自分で調べることによって、税理士に依頼するよりも、より自分事として相続について向き合えることもできます。

自分で相続税申告する場合のデメリット

  • 税務調査に入られる可能性が高くなる
  • 税理士に依頼した方が税金が低くなる可能性がある

税務調査に入られる可能性が高くなる

税務調査の割合は、多くても10件に1件程度です。

財産額が多いほど、税務調査の割合が多いと思われるので、財産額が1億円までであれば、調査の可能性は少ないです。

しかし、自分で相続税を申告をするとなると、税務署側としても間違っている可能性があるとの前提により、調査対象となる可能性は高くなります。

参考:国税庁【報道発表資料】|令和3年度における相続税の調査等の状況

税理士に依頼した方が税金が低くなる可能性がある

自分で相続税を申告する場合には、税理士に依頼するよりも相続税が高くなってしまう可能性があります。

例えば、配偶者がいる場合には、すべて配偶者が取得したとしても、配偶者の税額軽減の特例を使えば、最低でも1億6000万円までは相続税が0円となります。

しかし、配偶者が元々持っていた配偶者の財産(固有財産)が多い場合には、次の配偶者の相続(2次相続)の際に、相続税が多くなってしまう可能性があります。

配偶者がいる場合には、今後の配偶者の相続を踏まえて、相続財産の分割内容を決める必要があります。

また、相続税の申告においては、相続財産の評価が必要になります。

不動産(土地)の形状が正方形や長方形ではない場合には、評価を下げることができます。

しかし、一般の方では、不動産(土地)の評価を下げるノウハウが無いので、税金が高くなってしまう可能性があります。

場合によっては、税理士に依頼した方が、相続に関するトータル的な支出(相続税、税理士報酬など)が少なくなる可能性もあります。

相続税計算ソフトを使って申告する場合のメリット

自分で相続の申告をする場合に、有料・無料にかかわらず、次のメリットがあります。

自分で申告をする場合には、相続税の計算ソフトを使うことをおすすめします。

・相続税の計算をソフトが自動で行ってくれる
・相続税申告書の修正が簡単

書籍などを参考に申告書を手書きで書くことは、おすすめしません。

相続税申告書の作成は複雑でわかりにくいため、税理士でも申告書を手書きで間違いなく作成することは難しいです。

申告書の修正を手書きで行うには、手間がかかります。

これに対し、相続税の計算ソフトであれば、必要項目を入力することで、自動的に相続税の計算をソフトが行ってくれます。

申告書にも自動でデータが反映されるので、申告書の修正も簡単にできます。

自分で申告する最大のメリットは、税理士費用を払わなくて良いことです。デメリットと比較して自分に不利にならないかを確認しましょう。

おすすめ相続税ソフト3選

おすすめ相続税ソフト①AI相続

無題4.png

みなと相続コンシェルが運営している相続税計算ソフトAI相続です。

無料で申告書の作成・印刷が可能です。簡単な操作で必要情報を入力すると、相続税申告の作成ができます。

自分で申告ができない場合には、税理士に依頼することもできます。税理士報酬もかなりお安い印象です。

財産規模に応じて税理士報酬が高くならないので、不動産は少なく金融資産を多く持つ資産家の方でも、定額298,000円(税込)で「シンプル相続」というプランが使える可能性があります。

  • 無料で申告書を作成・印刷できる。
  • 入力画面がシンプルで分かりやすい。
  • 自分で申告するのが難しくなった場合は、税理士に依頼(298,000円※)できる。
     ※一定の条件を満たした場合
  • 土地等の詳細評価機能はない。 ※評価減が見込める土地については別途評価が必要。)
  • 遺産分割協議書を作成できない。
  • 2次相続シミュレーションができない。

機能は最低限ですが、一般の方にも分かりやすく無料なので、まずはAI相続のソフトを使ってみることをおすすめします。

AI相続について、もっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参考下さい。

おすすめ相続税ソフト②「2in1相続管理システム【パーソナル版】」

株式会社ビービーシーという会社が運営している相続税計算ソフト2in1相続管理システム【パーソナル版】です。

知る人ぞ知る玄人向けのソフト。

税理士の私も使っているソフトの個人の方向けのソフトとなります。

土地の評価システムも入っていますが、個人向け版ではかげ地補正等の機能が一部制限されています。

費用は、5,390円/年(税込)かかります。
※2023年9月27日時点では7日間無料キャンペーンを行っています。

  • 財産評価のシステムが使える。
  • 遺産分割協議書が作成できる。
  • 2次相続シミュレーションができる。
  • 相続関係図が作成できる。
  • 生前対策のシミュレーションもできる。
  • 入力画面がわかりにくい。
  • 土地評価のシステムの利用制限がある。

財産の評価が必要な財産がある場合や2次シミュレーション、協議書作成等も行いたい場合には、おすすめのソフトです。

2in1相続管理システム【パーソナル版】について、もっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参考下さい。

おすすめ相続税ソフト③「TASKI相続税申告システム」

無題.png

TASKI株式会社という会社が運営している「TASKI相続税申告システム」という相続税計算ソフトになります。

このシステムは個人情報を登録すれば相続税申告書のデータ作成までは無料で使うことができます。

ガイダンスに沿って相続税申告に必要な資料を集めていき、データを入力していくことで申告書の作成ができます。

相続税申告書を出力する際に77,000円(税込)の費用がかかります。

  • 申告書の出力までは無料なので、相続税計算や遺産分割シミュレーションが無料
  • 入力画面がシンプルで分かりやすい。
  • 申込から最短で3日で税理士のチェック 済みの申告書が受け取れる。
  • 申告書印刷時に77,000円(税込)かかる
  • 土地等の詳細評価機能はない。 ※評価減が見込める土地については別途評価が必要。
  • 遺産分割協議書を作成できない。
  • 2次相続シミュレーションができない。

不明な点があれば、「相続専門税理士に無料相談」ができます。

まずは、無料で使える範囲で、税理士に相談しながら申告手続きを進めてみましょう。

費用は他の相続税計算ソフトに比べて高いですが、税理士に無料で相談でき申告書の形式的なチェックをしてもらえるのは、安心ですね。

TASKI相続税申告システムについて、もっと詳しく知りたい方は、下記の記事もご参考下さい。

おすすめするソフト以外の相続税計算ソフト

「ひとりで申告できるもん」

岡野相続税理士法人の相続税計算ソフト「ひとりで申告できるもん」は、AI相続と同じく無料で申告の作成ができます。

しかし、この相続税計算ソフトは法改正による申告書の様式の変更に対応しておらず、古いバージョンのままアップデートされていませんので、今回はおすすめソフトから除外しました。

「better相続」

その他に一般の方向けに作られた相続税計算ソフトとして「better相続」というソフトがあります。

このソフトは、4ステップで相続税申告ができるソフトです。

イメージとしては、「TASKI相続税申告システム」に近いソフトだと思われます。

better相続の利用料金は、55,000円(税込)ですので、TASKI相続税申告システムの料金77,000円(税込)より安いです。

しかし、TASKI相続税申告システムは、申告書作成前までは無料で使え、さらに税理士にも無料で相談できます。

これに対して、better相続はシステムを利用する際に55,000円(税込)かかります。

また、相談したい場合には「申告サポート費用」として別途88,000円(税込)がかかります。

トータル的に考えると、TASKI相続税申告システムよりも高く、無料で試すこともできず、TASKI相続税申告システムの売りである税理士の形式チェックのサービスもbetter相続には無いので、今回はおすすめソフトから除外しました。

「相続税の達人」、「相続税顧問R4」、「ACELINK NX-Pro相続税申告書」、「魔法陣 相続税」

下記の相続税計算ソフトは、主に会計事務所向けに作られたソフトであるなどの理由から、おすすめソフトから除外しています。

まとめ|相続税ソフトを使って税理士費用を削減しましょう

ご自身で相続税申告を作成しようと考えている方は、税理士に支払う報酬が高いと感じていらっしゃる方が多いと思います。

費用を抑えたい方は、まずはAI相続を試してみることをおすすめします。

しつこい営業電話なども一切無いので、オススメです!

特例を使って税額が0円になるような申告であれば、自分で申告しても問題は少ないです。

相続専門の税理士fukutaxは、自分で相続税申告をされる方を本気で応援しています。

相続財産がシンプルな財産構成で1億円以下であれば、自分で相続税申告をすることも十分可能です!

相続専門の税理士fukutaxに相談する場合はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!